isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『人間失格』あれこれ。

次回の少クラ(BS2は3/31、BS-hiは3/23放送)
プレミアムショーがV6で、
ステージリポートが森田剛・・・!


ぎゃ〜〜〜〜〜!!!
やった!ううう嬉しいーーー!!!
プレミアムショーはアルバムの曲かな?とか、
『血は立ったまま〜』がたとえ一瞬でも映像として残るのかな?とか、
もうすでに最高にドキドキしてるよ!
楽しみー!!


こんばんは。


家にいるくらいなら、中也さんを拝みに映画館に行くよ!
・・・てなわけで、今日も『人間失格』見てきました〜。
(いや、ほんとは家でやらなきゃいけないことが沢山・・・ごほごほ)


昨日も今日も、私が見た回は全席売り切れでした!
なんだかウフウフしちゃいますねー。


上映後、近くにいた女性が
「私、森田剛があんなにうまいと思わなかった!」
「いやぁ森田剛すごいわ〜!」
と、お連れの方に熱く語っておられましたー。
連発される「森田剛」「うまい」「すごい」にニマニマニマニマしてたら、
オカンに「握手でも求める?」と言われました。
求めても、い い ん で す か ?
・・・いや・・・それはちょっとどーかな・・・。
なにはともあれ、嬉しかった!
心の中で、「お嬢さん、森田剛に堕ちましたね?」と肩を叩いておきました。


そんなとりあえず2回見た『人間失格』。
感想・・・というか、呟きを、だらだらっと以下に。
内容に触れてるので、ご注意ください〜。







えーと、この映画を見て何が言いたいって。


惚れるに決まってんだろーーーーー!!!


・・・ってことです。
そりゃもちろん中也さんに。


ぶっきらぼう&不貞腐れ気味だった口調が、あんなに優しく&儚くなったら、一瞬で惚れるよ!
平目さんにああいう態度取られた後に、本屋であんなことされたら、一瞬で惚れるよ!
あんな控えめに鎌倉デート(違う)に誘われたら、一瞬で惚れるよ!
トンネル・・・トンネル・・・・・一瞬で惚れるよ!(むしろ卒倒する)
好きだと言った花(あれって、桜じゃなくて桃ではないんだろうか・・・?森田さん・・・)を担いで来られたら、一瞬で惚れるよ!
そもそも、あの微笑みを向けられただけで、一瞬で惚れるよ!
つか、初登場第一声で、すでに一瞬で惚れてたよ!


・・・はぁ。
とんでもないよ中也さん・・・。


オカンは「天使みたいだったね」と口走りました。
・・・ 天 使 ! ?
・・・。
・・・・・・え。ちょっと大丈夫?
私のせい?ごめんねごめんね!(全く心はこもってない)


そういや。
中也さん、地味に葉蔵さんから「ちんちくりん」呼ばわりされてましたね・・・。
ちんちくりん・・・ちんちくりん・・・!
なんて可愛い響きー!



はい、2回目だった今日。
昨日はどうにか泣かずに済んだので、
今日も泣かないように頑張ろう・・・!(人前で泣くのは全力で回避したい)と、
最高に身構えて挑み・・・よしよしどうにか堪えたぞ〜と思ったら。
なんの前触れもなく、左目から涙がボタッと落ちて、ビックリした。
うわ〜こういう泣き方って、人生で2度目だ。


あの、一瞬差し込まれる「中也さんの笑顔」をどうにか乗り越えても、
その後の葉蔵さんがトンネルにお参りするとこが、どーもダメだ・・・。
まぁむしろ、それまでの中也さんにまつわる一連の流れが積み重なって、そこで涙腺が崩壊するんでしょうけど・・・。
そこからは、「あぁ・・・もう中也さんはいないんだ・・・」という思いと「中也さんの笑顔」が、進むストーリーを目で追いながらも頭から離れず・・・
ボタッボタッと、地味〜にしばらく泣いてました・・・。
ほんとに、「なんでこの人ここで泣いてるの!?」って人になってしまった・・・。



映画鑑賞後にひたすら脳内を駆け巡るフレーズ。
「茫洋・・・茫洋・・・」
茫洋ってなんですか?中原さん。
・・・てことで、例によってモノの本(標準国語辞典)をパラリ。
「ひろびろとして目当てのつかないようす。」
・・・そっか・・・。
「前途茫洋さ」
なんだかあの中也さんの声と相まって、すごく気持ちが楽になるような気が・・・いいな。


「茫洋」って。
この映画『人間失格』で、1番印象的に使われてる言葉だと思うんですけど。
それが映画オリジナルキャラクターである中原中也のセリフって・・・
思えばちょっとすごいな・・・。
このあたりのセリフって、実際に中原中也氏が小林秀雄氏に言った言葉らしいですね。
監督、そんなにも中原中也氏が好きだったのか・・・。
そりゃ気が付いたら、そんな中也さんの「友情出演」の文字がなくなってるよな・・・。


とか言いつつも。
個人的には、これは「ガラスの仮面」現象だ!と主張してるんですが。
足の不自由な少女が階段を上るという演技が素晴らしすぎて、
端役のはずなのに、スクリーンにクローズアップされる!・・・っていうね。
マヤ!恐ろしい子!・・・っていうね。
・・・はい。いつもの妄想です。スミマセン。



ええと。
中也さん以外だと・・・あ、あと律子さん以外だと(マダム好きだ!)、
寺島しのぶ姉さん演ずる、常子さんが好きです。
あの、不幸な気配を漂わせつつもスッとしてて、女性らしい可愛さもあるとことか。
真っ直ぐだけど、ちょっと控えめでいる雰囲気とか。
愚かなようで、愚かではない感じとか。(よく分からない)
いいなぁ・・・。
鎌倉の海辺で、常子さんがアレをガバっと口に入れるシーンが好き。
なんだかグワッときます。


あとは平目さんが。
もう最高に最高に腹がたって!素敵でした!
なんて嫌な笑い方をするんだ・・・!
なんて嫌な食べ方をするんだ・・・!


食べ方と言えば。
リンゴってこんなにも怖く食べられるものなのか!とガタガタしました。
アネサも鉄さまも、怖すぎるよ・・・。


そう。鉄さま。
最後の女性、ということで、こう「包み込む」的なイメージをしてたら・・・
なんつーか・・・勢いがあった!色々強かった!
まぁ包み込んでは・・・いたのかな。
そして鉄さまの語り(子守唄?)には意識が遠くなりそうでした・・・。
鉄さま、すごいよ鉄さま。


あとあと。
森田さんが好きだと言ってた「誤:えだまめ(正:そらまめ)」シーン。
奥さんにそらまめ茹でてもらって・・・って、
どんなほのぼのシーンなんだろ〜なんて思ってたら。
と ん で も な か っ た !
ひー!さすが森田さんだよ!



・・・なんか思いのほか語ってしまった・・・。(しかも中身はスッカスカ)
あ〜早くもDVD楽しみだな〜!