isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

げしげし。

今日は夕焼けが素敵な感じでした!



夏至ですか。
夏至ですね。


こんばんは。


先日、
コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』を見に行ってきました〜。
懐かしの、愛しの、シアターコクーン・・・!


以下、感想的なモノを、だらりと。
思いっきり演出に触れてるので、
これから見る方、諸々知りたくない方はご注意くださいー。








佐倉領主の圧政に苦しむ領民の為に、
名主 木内宗吾が江戸に行って、将軍に直訴する事件・・・のお話。



・ラップ

音楽にラップが取り入れられてる・・・という話は目にしてたので、
そんな心構えで望んだのですが。
ほんとにラップだった・・・。
良くも悪くも、想定してなかったノリが
要所要所で差し込まれるので、おおう!と思いましたー。
見終わった後も、とっても印象には残りましたラップ。



・印象に残ったシーン その1

雪の降る中、渡し船が進んで行くシーン。
降りしきる雪と、
舞台上に積もった雪に、縞状のライトが当たることによって現れる水面と、
その上を動いていく船の後ろにできる、2本の線。
絵のようにきれいだった・・・!
でも、絵じゃなくて舞台上の空間だからこそ、一層美しかった!
すっげぇぇぇ・・・と、呆然と見つめました。



・印象に残ったシーン その2

クライマックスのあるシーンで、
しばらく宗吾(中村勘三郎さん)が、客席の方を向いて仁王立ちしてるんですけど。
その時の表情が、物凄かった・・・。


ギラギラした目で涙を流してるのに、口は笑ってて・・・
それが、徐々に般若のような形相になり・・・
かと思うと、口元がまた笑ってくような・・・
一瞬も目を離したくないような、顔の変化でした。


あの変わりゆく表情の下で、
どのような思いが、どれだけの思いが渦巻いてたんだろう・・・。


そんな勘三郎さんの後ろでは、舞台セットが動いてたりもして。
双眼鏡で勘三郎さんの表情をひたすら見てたいし!
舞台全体の動きも気になるし!
・・・で、非常にアワアワしました。



・ビックリしたとこ その1

今回(というより、コクーン歌舞伎はいつもそうなのかな?)、
1階席の前半分は、椅子がなくて座布団に座る席でした。(平場席というらしい)
そんな1階席を、役者さんたちは何かと動き回ってたんですけど・・・。


なんと、勘三郎さんが、2階席にまで現れたー!
あのコクーンの、コンパクトな2階席に!
私は2階席で見てたんで・・・まんまとビックリしました・・・。


コンサートといい、舞台といい・・・
その空間で、そのモノを見ることができる、っていうことが素敵だと思っているので。
アーティストなり役者さんなりとの直接的な距離が、近い席か遠い席か・・・
というものは、個人的にはそんなに重要視してないんですが。
(見やすいか見にくいか・・・は、普通にそれなりに気になるけどもー)
そんな意図ではないのかもしれないですけど、
こうして遠めの席にまで「ご挨拶」というように姿を見せてくれると
やっぱり嬉しくなっちゃいますね・・・!ふふふ。


そんなふいに2階席に出現した勘三郎さんは、
2階席を右から左に駆け抜けて行きましたー。
そして2階席のどこからか、「中村屋!」っていう声が!



・ビックリしたとこ その2

ラストの、お話からの発展のさせ方が、
すごくメッセージ性のある感じで・・・ビックリしました。
まさか、スーチーさんの名前が出てくるとは・・・思わなかったよ・・・。



チケット代は高め(13,500円)だったけど、見れて良かった!