isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『ファウストの悲劇』!

少クラプレミアム。
トークコーナー始まって早々の、年齢の話で。


太一くん「よんじゅう・・・に(歳)、だっけ?」
坂本くん「・・・なんだ?なんだ今?・・・ビックリしたよ!」


・・・っていうやりとりが、ほのぼの笑えて何度もリピートした!
そんな2人の横で、自分と坂本くんはちょうど一回り違うんですよ〜と
言おうと手を泳がせる風間くんが、可愛かった!



こんばんは。



シアターコクーンファウストの悲劇』を見に行ってきました〜。
蜷川さん演出、野村萬斎さん主演の舞台。



以下、それの話をダラリと。
諸々触れてるので、これから見に行くんだぜーという方はご注意を。







ファウストの悲劇』・・・
原作を予習してこーかなーと思ってはみたけれど、
読み始めて数ページで挫折しました。(早過ぎる)
なので、途中説明が入るものの・・・
え?つか誰?っていう人がおもむろに登場して退場、とか。
ファウスト博士、そんなに悔やむくらいならー!とか。
いまいち理解しきれないとこが。


でもでも、とにかく!
舞台セットが、超ステキだったーーー!!!


舞台の背面に、3階建てくらいの楽屋裏みたいのが透けて見えてて
衣装替えやら準備やらをする人たちが徘徊してたり。
(その楽屋裏側の電気が落ちると、背景が鏡面のようになって
客席が映ったり、役者さんの背中側が見えたりする)
舞台下も丸見えで、床の穴からの入退場のアレコレが分かったり。


・・・これは、そもそもこの『ファウストの悲劇』が
劇中劇、っていう設定だったからみたいですね・・・。
帰ってきて、朝日新聞の劇評見るまで気付けないとかいう迂闊ぶり。


・・・まぁ色々汲み取れてなさすぎな私ですが。
舞台上でメインで展開される光景の
背後に蠢く人影とか、怪しげな照明とか・・・
すごーく混沌とした空気を作り出してる気がして、たまんなかったっす!
この劇をしてるのが江戸時代あたりっていう設定だったのか、
楽屋裏の人たちが着物だったり
照明が提灯だったりしたのも、素敵でした〜。



で。
出演者の皆さん。


ファウスト博士(野村萬斎さん)と、
悪魔メフィストフェレス勝村政信さん)が・・・
めちゃくちゃカッコ良くて、すっごい可愛かった〜!!
・・・毎度、残念な感想しか持てず申し訳ない・・・。


2人が法王のお食事会でイタズラし放題なとことか、
小学生か!って感じでね・・・可愛かったっす。


萬斎さんのファウスト博士は、素敵なプラチナブロンド髪だったんですが。
その髪色のせいか、ラスト付近の独白シーンで
『血は立ったまま眠っている』が脳裏をよぎりまくりました・・・。
あああ、このコクーンに良くんがいたんだなぁ・・・。


勝村さんのメフィストフェレスは、
白いロングコートの立ち姿がやたらめったらカッコイイわ・・・
階段を大慌てでドタバタ下りてきて、首のタオルで汗をフキフキしてるのが可愛いわ・・・
ト キ メ イ た !!
素敵だった〜勝村さん!
正直・・・初めて勝村さんを「超カッコイイ!」って思いました・・・ゴメンナサイゴメンナサイ



そして。
『血は〜』で一躍気になる俳優さんになった、マメ山田さんと、日野利彦さん。


超 可 愛 か っ た !!!


始まってすぐに・・・
悪魔の格好をしたマメさんと、
天使の格好をした日野さんが、
吊られてフワフワ〜っと舞台空中に登場した瞬間。
暗闇の中で、私はガッツポーズをしましたよ・・・可愛すぎる!!


2人とも、1人5役な勢いで!衣装替えしまくりで!
チラシによると・・・
マメさん : 悪魔、バリオル、大魔王ベルゼバブ、アステロ、従業員
日野さん : 天使、悪魔、ベルチャー、ベリモス、召使い
・・・だったようで。
とにかく、楽屋裏風景含め、なにかと大活躍。


悪魔なマメさんは、空中をフワフワ漂いながら
「イヒヒヒヒ〜♪」という素敵な笑い声を響かせ。
召使いな日野さんは、ふいに男前な声でセリフをスパーン!と言ってのけ。


・・・たまんなかったっす・・・2人とも素敵だった〜!



原作を知らないからかもしれないですけど。
舞台セットの使い方含めて、次になにがどうなるんだろう・・・と
最初から最後までワクワクしっぱなしでした!


思いのほか、笑いどころも多くて。
その笑える感じが、『劇中劇』の「役者」としての動作なのか、
それとも『ファウストの悲劇』の「登場人物」としての行動なのか・・・
境目の曖昧さが、不思議で楽しかったです。
(私が分かれなかっただけかもしれないけどー)


できればもっと隅々まで視界に収められるように、
もう1回見たくなるような舞台でした〜。
しかしこの舞台は、立ち見席がないようで・・・残念・・・。