isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『金閣寺』NY公演メモ。


横浜アリーナ公演の当落が出ましたねー。
公演期間の3日間、私はひとまず1日1回は
横浜アリーナ内に進入することができる模様〜。やった!
(8日に2回進入しようとしたら「お客さま困ります」になると思うけど)


いよいよいよいよ夏真っ盛り!!
…って気配になってきましたね!



それはそうと。


た だ い ま 〜 。


ニューヨークから無事帰ってきました。
昨日帰ってきてます。
いやぁ今日は、時差ボケのおかげで職場でウトウト…


し な か っ た 。


…あれ。予定と違う。
日頃ウトウトし放題な人間は、
時差ボケで逆に目覚めるんですか?
……ってまぁ色々雑談しすぎてたからだとは思う。



なにはともあれ。
迷子にもならず、
暑さで蒸発もせず、
萌え尽きて灰になって飛んでいったり…もせず、
帰ってこられました〜。


「いってらっしゃい」と声をかけてくださった方々。
☆さんをポチッとしてくださった方々。
ニューヨークで「初めまして!」ができた方々。
ニューヨークで「どうもどうも!毎度どうも!」ができた方々。
いっぱい一緒に色んな汗をかいて、
興奮して、笑って笑って笑った旅の仲間たち。


どうもありがとうございましたー!!!


この1週間のなんやかんやは、
忘れっぽい私の頭に大切に大切に刻んでおこうと思います!



…でも、何しろ私は忘れっぽい。
なので、覚えてるうちに綴っておきます。


てなわけで、以下に
「NY公演、ココが変わったんじゃあるまいか〜」
「NY公演、ココが気になったぜ〜」
っていう箇所のメモなどを。


覚え間違いしてたり、勘違いしてたりしたらゴメンナサイ。
でもって、それなりの回数見てるにも関わらず
セリフが超うろ覚えでスミマセン。
何もかも、私の残念な記憶力のなせる技!(言い訳)








なんとなく…


(私が記憶してる日本での公演模様)

(私が記憶してるNYでの公演模様)


…って感じで基本的に書いてありますー。




◯有為子の告げ口で、お母さんに怒られる溝口。
有為子を追うように走った先に、お母さん現れる。
そのまま頬を叩かれる。

お母さんが現れると、身を翻す溝口。
そんな溝口を引き止めて、叩くお母さん。



◯脱走兵の元に向かう有為子。
そのまま脱走兵の元へ向かう石段を上る。

脱走兵の元に向かおうとして、
いったん背後に立ち尽くす溝口を振り返る
顔を逸らす溝口。


「ごめんなさい!」と脱走兵を振り切って石段を降りる有為子。
拳銃を構える脱走兵を1度振り返って一瞬立ち尽くし
また石段を降りようとして脱走兵に撃たれる。

脱走兵を振り返った際に
頭を抱えたり、手を脱走兵の方に伸ばそうとしたり、
狼狽えたような動作をしたり
…の後に石段を降りようとして撃たれる。
(つまり有為子さんの動きが増えた)



◯有為子が死んだ直後の、溝口のセリフ
「僕の呪いは、成就した!…でも残ったのは、寒さだけだった

「僕の呪いは、成就した!」のみ。
(後半がなくなった)



金閣寺に向かうお父さんと溝口。
電車の中で「ごらん、保津川や」とお父さん。
咳き込むお父さんに、「大丈夫か?」と溝口。
暗転した後、鹿苑寺の門の前に歩いて行く2人。

電車の中で、溝口にオニギリを手渡すお父さん。
「父さんは?」「ワシはいい」…で、オニギリに食らい付く溝口。(←可愛い)
「ごらん、保津川や」「大丈夫か?」っていう流れは同じ。


暗転した後、駅に降り立った気配の2人。
(駅構内的な効果音が流れる)
不安気な表情で立ち尽くす溝口に、「心配いらん」と声をかけるお父さん。
それから、鹿苑寺に向かう2人。



金閣寺に初対面…直後の、溝口とお父さん。
溝口の肩に手を置いて、背後から金閣の美しさを語るお父さん。

背後から登場&最初に肩に手を置くのは同じ。
途中から、溝口の前に回ってくるお父さん。
金閣ほど美しいものは、この世にはない!」的なセリフを、
溝口の胸元に手を当てて言い切るお父さん。(←相当怖い)
お父さんの手が当てられた胸元を、見下ろす溝口。


言い切った後、咳き込むお父さん。
「大丈夫か?」と溝口。
お前のことは住職に頼んだから、心配いらん」的なセリフを言うお父さん。



◯鶴川初登場シーンの、溝口のセリフ。
鶴川「それなら何か他に悲しいことでもあったの?」
溝口「なんやよう分からんわ〜!
鶴川「あははははは」
…っていうような会話。

溝口「なんやよう分からんよ〜!
(「わ」が「よ」になった…っていう…。初日は確か「わ」だった)



◯2人で金閣をしみじみ見る…直前の、溝口と鶴川。
「なんで!なんで君は1度も僕の吃りをからかおうとしないんや!」
…のセリフが、腿を叩いたりしつつ、とても叫んでた


その会話の後の、溝口の独白セリフ。
「僕はこの種の優しさを知らなかった」

「僕はこの優しさを知らなかった」
(「種」という表現がなくなった)



◯2人で映画を見たり…な溝口と鶴川。
女学生がキャーキャー走り去るのを、立ち止まって目で追う鶴川。
そんな鶴川の腕を引っ張って歩くのを促す溝口。

女学生を目で追う鶴川を、覗き込む溝口。(←可愛い)
「見えないよ!」と笑う鶴川。(←可愛い)




◯「はて、絶景かな!」をやってみようとする溝口。
「さて!」と言っちゃって、鶴川に「違うよ!」って言われるパターン。
(4公演全部)



南禅寺で女性と陸軍士官のなんやかやを目撃する、溝口と鶴川。
女性が着物をはだけた瞬間、しゃがみ込む溝口。
そのままガッツリ見届ける鶴川。

しゃがみ込む溝口に、一瞬つられるような動きをする鶴川。
鶴川だけ立ち上がって元の位置に戻る。
しゃがんだままの溝口の肩をパシパシ叩きながらも、ガッツリ見る鶴川。
「飲んだ!飲んだよ!」と溝口の肩をやっぱりパシパシ叩いて、
ヒソヒソ報告する鶴川。(←可愛い)


「有為子や…」という会話の後、
「ゴーン」と大きく鐘の音が響いてこのシーンの終了。



父親の1周忌に金閣寺にやってきた、お母さんのセリフ
老師と副司さんそれぞれに「ほんまスイマセンことです〜」って言った後、
「ほんま…」って言いかけて振り返ったら鶴川だったので黙る

「ほんま…ほんまに!」と若干憎々しげ(?)に言う。



◯副司さん「天皇陛下のお言葉や〜!」の後の、溝口の独白。
終戦は僕にとって、絶望だった」(←超うろ覚え)

終戦は僕にとって敗戦であり、絶望だった
…てな感じで、全体的に文章表現が変わってた。



◯ジャックと娼婦登場のシーン。
ハッロォーー!!」と、陽気具合が増した感じで登場するジャック。
「ガイドいる?」的なジャックの英語に、
…ガイ?……ガイ??」と戸惑う副司さん&集合する坊主の皆さん。


確か2回目の公演で…
「1人で大丈夫か?」と言ってくれつつも立ち去らされてしまう鶴川に、
溝口が助けを求めるように手を伸ばしてた…!(←可愛すぎた)


ジャックに突き飛ばされた後は、基本的に無言の娼婦。

「もう1回踏め!」と言ったジャックに、「ジャック?」と言ったり。
溝口に向かって、
「あんたもういっぺんやったら承知せぇへんで!」
「なんやその顔!」
…と言ったり、結構喋るようになった娼婦さん。



◯娼婦事件の1週間後、鶴川に呼び出される溝口。
舞台左端の棚の上に座って、「きれいだよ」と溝口を呼ぶ鶴川。
溝口も棚の上に並んで座り、町を見下ろす2人。
(棚の上…向かって左に溝口、右に鶴川)

棚の上に立ったまま、「きれいだよ」と溝口を呼ぶ。
立った鶴川の足元に、溝口が座る。
(棚の上…向かって左に鶴川、右に溝口)


並んで座るバージョンも素敵だったけど、
鶴川が立ってて、溝口が座ってるっていう構図が
なんだかとても美しかったー!



◯鶴川の死を知った直後の、溝口のセリフ
「僕を疑おうと背を向けようと、僕にはあの光が必要だった!」
…の後半が、とても叫んでいた



◯溝口と柏木の最後の討論。
読んだ後、鶴川の手紙を床に置いた溝口。(多分)
柏木が去った後、読んだ手紙をたたんで
散らばった封筒たちをかき集めて、胸元で抱きしめるようにする。
副司さんに声を掛けられて、慌てて床の秘密のスペースにしまう。

鶴川の手紙を握りしめたまま、柏木と討論。
(最終的にかなり握りつぶされてる手紙)
柏木が去った後、「裏に向い外に向って逢著せばすなわち殺せ」を唱える溝口。
副司さんに声を掛けられて、
慌てて手紙をかき集めて右手(右足?)付近に隠しつつ正座
副司さんが立ち去ってから、床の秘密のスペースにしまう。
その後、ちょっと床を見つめる。




番外。
初日公演のハプニング(?)。


◯大学に進学して、鶴川とお弁当を食べようとする溝口。
椅子に座る溝口。
学ランのポケットからオニギリの包みを取り出して
お弁当を手にして立ってる鶴川に「弁当食べよう」と声をかける。

溝口さん、お弁当見つからず
左右のポケットをバシバシしながら探す溝口さん。
鶴川の持ってるお弁当を見たりもしつつ探す溝口さん。
探しつつも、「弁当食べよう」と会話は発生させる溝口さん。
そのままお弁当を入手できないまま、鶴川に去られてしまう溝口さん。


な に こ れ 可 哀 想 。


ビックリしたよ!
ニュー演出かと思ったら、2回目の公演からは普通にお弁当取り出してた…。
いやぁもうポケットを叩きつつキョロキョロ狼狽える溝口さん…
なんかもー… た ま ら ん か っ た 。
可愛い…可哀想なんだけど(しかもハプニングなんだろうし)…
すげぇ可愛かった…!




他にも、なんとな〜く雰囲気が変わったとこなどは
諸々あった…ような…。


とにかく森田さんの声に私はまたもや惚れ直しましたよ…。
なんだか一層、声の表情が豊かになってるように感じましたー。


有為子さんが死んだ後の「父さん…」っていう呟きとか。
「でも残ったのは、寒さだけだった」っていうセリフがなくなったのに、
聞いててすごく真っ暗で空っぽな寒さが伝わってくるような気がした。


最終公演での、最後の「裏に向い〜」の声は
ひどく異質な、別人の声に聞こえたりもした覚えが。


顔とか体の表情・表現ももちろん物凄いと思ったけど、
声の放つ力をひときわ感じた私にとってのNY公演でした〜。


そして鶴川、柏木を始めとして
他の出演者の方々の声も本当に素敵だった…。
色がどんどん多彩に、鮮やかになっていってるような感じ。



そしてそして。
最終公演のカーテンコールで、笑顔で手を振る森田さんが見れて
(その前の3回の公演では手は振らなかった)
物凄く嬉しかった!!
他の出演者の方々も笑顔だったし…
あの笑顔……
あぁ…なんかもう…良かった…良かったよ…嬉しい。



約半年後の凱旋公演では、どんな『金閣寺』が見られるんだろう!
心してお待ちしてます!!