目を引くポスター。と、『平清盛』22話!
今度の週末。
横浜スタジアムでは、横浜ベイスターズVS東北ゴールデンイーグルスの試合が行われるそうで。
横浜駅でそのポスターを見かけたんですが…
ど う し た 。
なんでまたそうなったー!!
いやいや、全然嫌いじゃない…むしろ私はこういうの好きですけど。
にしても、どうした!
こんばんは。
1週間が早いなぁ…ってことで、
今日は『平清盛』の日曜日!!
以下に、22話についてー。
崇徳院に「出家したい」と言われた教長さんが、
無理だということを告げるのに用いた言葉。
「今は、僧も、剃刀も、思うようになりませぬ。
お望み、叶えることが出来ませぬ…」
…に、教長さんの崇徳院を慈しむ思いや悲しさを感じたり。
(教長さんの表情が…また…!)
死の淵にいるような状態にも関わらず…
忠実さんの屋敷に着いたと聞かされて、表情を和らげて微かに頷く頼長さんとか。
父親に拒絶された時に零れ落ちる頼長さんの涙とか。(まさか涙を流すとは思わなかった…)
舌を噛み切る寸前の、思いが極まったような表情とか。
呆然とつぶやき、呆然と夜を越し。
オウムを抱えて「我が子よーーー!!!」と叫び、慟哭する忠実さんとか。
傲慢さや荘厳さを輝かせてた人たちの末路に、その残酷さに、
コッチも呆然としたり。
敵対した甥や息子の嬉しい知らせを聞いて
抑え切れない喜びを表す忠正さんと為義さんに。
モニョモニョと口元を綻ばせて笑う為義さんに。
和みつつも、和みつつも…なんだこの悲しさ!と悶々としたり。
…もう… 悲 し す ぎ る 。
悲しすぎるのに、
この目を逸らせない引力はなんなんだー!
話の展開はもちろんだけど…
登場人物の表情が魅力的で、これまた見入ってしまう。
ノベライズを読んだ時は、「おのれ信西ーーー!!!」と思ったけれど。
今日の放送で度々アップになる信西の顔をジッと見たら。
最初の頃と全く違うノッペリと表情を無くしたような顔で、清盛と見合う信西を見たら。
この人はこの人で、理想に向けて突き進む上で生じる
あらゆるモノを受け止め背負っていく覚悟をしたのかな…と感じて、
むしろこれまた悲しくなってしまった…。
強くあろうとしてるのが美しい、由良さまや美福門院さまも。
見てると胸がザワザワしてくるような、すごろくに負けた時の信頼さんの笑顔も。
ああ素敵!!
誰も彼も、素敵に「人」っぽさ(なんだそれ)を感じる!
次回が恐ろしい…でもやっぱり待ち遠しい。
ところで。
胸の詰まるような気配漂う今回の話の中で、
「友切」を巡ってヤンヤ言い合う清盛と義朝のシーンにはほのぼのと笑った!
(先のことを思うと、あらゆるシーンで切なくなってしまうけど…)
でもって、
笑うとこじゃないと思われるのに思わず笑ってしまったのが…
忠正おじさんが清盛の元から逃亡しようとした時のやりとり。
清盛「ここにお留まりくださりませ!」
忠正「…なんじゃと!?」
清盛「ここにお留まりくださいませ!」
キ レ イ に 2 回 目 言 っ た よ !
…と、咄嗟にテレビに向かってツッコんでしまった…。
いや…だって、「なんじゃと!?」ってそういう意味なの清盛…?