isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『鉈切り丸』覚え書き。二幕。


以下に、『鉈切り丸』二幕
気になるとこ覚え書きー。






















【二幕】



義経の生首入りの櫃と戦う頼朝さま
 あれだけ広い会場を、顔とその気配で笑わせられる頼朝さま…さすがっす。


・そして義経の首が浸かってる酒を、なんの躊躇いもなく飲んで
 周囲にドン引きされる範頼さん
 …こういうことがサラリと出来てしまうようになるほどの
 我慢の日々を、範頼さんは送ってきたのかなぁ…。


・「忠義!」の一念か、即座にフォローする義盛さん
 遅れを取るものか!な勢いで加わる景時さん
 恐る恐る加わるモッティ
 それはそうと、「ひれ酒」な動きをする政子さまが大変可愛い。


・やがて始まる、頼朝さま VS 政子さまの夫婦喧嘩!
 頼朝さまも普通にガラ悪いな!


・それを「あーあ」な顔で眺める範頼さん。可愛い。


・「いったい!」と被害を受けるモッティ。可愛い。


・背後の頼朝さまに「範頼!」と突然叫ばれて、
 ビクッとする範頼さん
 振り返って、頼朝さまの形相に再度ビクッとする範頼さん
 どんだけ可愛いんだ!!


・そしてそのまま感動の面持ちで寄ってくる頼朝さまに、
 思わず後ずさりそうになる範頼さん
 チラリと振り返って足元を確認すると、すでに逃げ場がない


・ムギュッと範頼さん捕らえる抱きしめる頼朝さま
 そのまま範頼さんの右手指をモゾモゾしつつ「ノーワード」な頼朝さま
 戸惑いつつも、されるがままの範頼さん
 カッワイイ!カッワイイよ二人とも!!
 ここのちょっとした駆け引きが、毎回たまらんです…!!


・キャッキャしながら海へお出かけする
 どんだけ可愛いんだ!もういっそそのまま幸せに暮らしてくれ!
 それはそうと、
 「のりより」を連呼するのって結構難しいんじゃないか…とか思う。


          • -

奥州合戦
 なんか超カッコ良い人出てきた!と思ったら、義盛さんだった!
 蹴りとか!『VS嵐』で見せた身体能力は伊達じゃない…!


・最初は義盛さんの殺陣に目を奪われてばかりだったけど、
 ここのとこは景時さんも気になる…渋いぜ…!


・無垢な義経も素敵だったけど、
 怨霊な義経もハマっておられる健太くん。
 「いつまでも…いつまでも…」の声が、悲しくて。好き。


・頼朝さまが義経を斬った時のライティング
 バシッと決まり具合が。分かっていても震える。
 そこからの範頼さんの出現も、好き!


・「皆さぁ〜ん♪お待んたせいたしましたぁ〜!!
 こんな頼朝さまなら、確かに支えてあげたくなる!


・素晴らしい音楽と、ライティングと共に、
 大変な企み笑顔でその場を閉じる範頼さん
 もう…なんつーか…形とかね!動きとかね!
 歪なはずなのに、どうしてそうもキマってしまうのかー!


          • -

頼朝さま、征夷大将軍の宴。



・ 踊 っ た よ 。


 範頼さんが!踊ったよーーー!!!(泣)
 プレビュー公演で、範頼さんが体を傾けて
 踊りに加わったのを見た瞬間の!
 あの衝撃といったら!!


 また、範頼さん猫背だから…
 両手がブラブラしちゃってるのが可愛かったり
 あんな陽気な曲なのに、険しい顔で踊ってるのが可愛かったり
 途中からニヤニヤし始めたりするのも可愛かったり


  あ り が と う 。 


 舞台上で踊っちゃったからには、
 次の舞台ではもう歌っちゃうしかないんじゃ!



・踊り終わって、それぞれにお膳の前に座る面々。
 範頼さんにはお酌してくれる女子も付かず…。
 手酌で飲みながら、お膳の上を眺めてる姿が普通で可愛い。


・そして政子さまに華麗に吹っ飛ばされる頼朝さま


・吹っ飛ぶ頼朝さまにギョッとして…
 見得を切る政子さまに、中腰でマジマジと見入る範頼さん。可愛い。
 範頼さんも目を見張る、女性陣の強者っぷりたるや…!


・義盛に、小指を立ててみせる頼朝さま
 そんな頼朝さまを引きずっていく政子さま
 いつだったか…政子さまが頼朝さまの肩を叩いて、
 振り向いた頼朝さまのホッペに指をブスッと指してたのが、超可愛かった!
 「ブスッてやられたー!」的なアピールを義盛にする頼朝さまも、可愛かった!


・続いて…
 範頼さんも義盛に、小指を立ててみせる。
 範頼さんの小指は可愛いなぁぁぁ…。(デレデレ)


・頬杖をついて、景時を眺める範頼さんが超男前。


範頼さんの瞬間移動発生。


・「殺す以外、道はない」と言った後…
 何か言いたそうな景時に、範頼さんは首を横に振って見せて。
 それを見て飲み込む景時
 公演の途中から加わった、この間合いが好き。


・というか、ココの景時を丸め込む範頼さんのセリフは、全部好き。
 色んな声色と語り口の緩急が、聞いててワクワクする!
 引いたり寄ったりの、景時との距離の取り方もワクワク。


・「殿か………殿ねぇ」の
 範頼さんの「殿ねぇ」ポーズが、
 公演を重ねるごとにカッコ良くなっちゃってるのは
 大丈夫なんでしょうかかか。


・人を刺しておきながら、焼き魚を頬張るのも。
 「パターンだろうが。見え見えなんだよ」の言い捨て方も。
 容赦なさが痺れるよ範頼さん…!


・「また耳鳴りだ。(略)歴史の変わる瞬間を」。
 どうも範頼さんは、言うほど「悪を楽しんで」いるように思えないんだよなぁ…。


          • -

・「チューーーーギ!」な義盛さん
 4回繰り出されるけど、そのたびに
 耳と首筋がどんどん真っ赤になってくのが…可愛い。


流鏑馬の前に、談笑する範頼さん義盛
 この時の範頼さんが、意外にとても楽しげで…
 「義盛さま〜♪」な人たちが来ると微妙な反応をするけど。
 範頼さん役者だなぁ…。(森田さんじゃなくて、範頼さんが)


・範頼さんが左方向に動いた時に、
 頼朝さまの息子たちも控えてた人たちも「範頼さま!」って
 頭を下げるのが。範頼さんが偉そうで偉くて素敵!


頼朝さまが酒樽をカチ割る流れは、
 まさに致命的なことが起こってる…はずなのに。
 分かっていても、「うはは〜」と笑ってしまえる陽気な空気が凄い。


・むしろ、吐血しながらの「饅頭で死ぬか」で
 しっかり笑いをとれる頼朝さまが凄い。


・この流鏑馬のくだりは、最初から最後まで
 あの人もこの人も全身で表情が豊かに変化するので。
 目がたくさん欲しくなる!(怖いよ)
 範頼さん頼朝さま景時はもちろんのこと…
 政子さまも、モッティも。気になってしょうがない!


・「でなけりゃ生まれた意味が、ない
 範頼さんの独白は、どんどん切実な響きを増してくように感じる…。
 そして、底の見えない真っ暗な穴の縁に
 見ているコチラが近付いていっているような…。


          • -

・頼朝さまの葬儀に向かう時の、村木仁さん。
 「香典いくらにした?」×3回 だったり。
 「いい時代だったよな」×3回 だったり。
 「新しい時代が来るな」×3回 だったり。


・相変わらず眩いばかりの建礼門院さま
 「何故、生まれなければいけなかったか
 「何故、かように生きねばならなかったか
 …この問いかけが、見終わってからもグルグル頭を回る…。


・乙姫に「顔はなんとしても直す」「先に死なせはせん」と
 語りかける政子さまを見て、項垂れていく範頼さんの背中…。


          • -

・離れてろって言われてたのに、思いっきり近づいてきて
 耳鳴り&お経攻撃をしかけるイトさんが謎で。怖い。


・耳鳴りに苦しみつつ行こうとした範頼さんを呼び止めて、
 思いっきりケンカをふっかける巴さんが謎で。怖い。
 「殺される」ってあれだけ恐れてたのに、こんなこと言うなんて!
 死を覚悟しての最後の攻撃かしら…と思いきや、
 「この子だけは…」「やめて」とか言い出すから。これまた謎で怖い。
 持仏堂で殺されることはないだろ〜と、ノホホンと思ってたわけでもないだろうに…。


・いや、そりゃ範頼さんはキレるでしょ。
 というわけで大噴火の範頼さん
 …範頼さんじゃなくても、きっとキレるよ…。


・「人のガキならより殺しやすいだけの話だ」とか言いつつ…
 「義盛なんぞの!」「子を孕みおって!」「貴様!」な範頼さん。
 完璧に「巴が義盛の子を」ってとこに意識がロックオン。
 巴さんも…命がけで範頼さんの嫉妬を確認したかったのかしら…。



・巴さんとイトさんの思惑は、私には未だ謎だけど…
 妊婦さん(妻子)とおばあさん(母親)に、
 殺す気満々で暴力をふるう範頼さん


  ま さ に 外 道 !!


 …っていう、大事な見せ場ですが。
 ここの範頼さんの、罵倒も暴力も見事な迫力で…


  素 晴 ら し い 。 


 と思います!
 だって、ここ迫力なかったら大惨事だよ!
 てなわけで、あんなシーンですけど惚れ惚れしてます。はい。



・ジリジリ逃げようとする巴さんを捕まえようとしての
 「オラ、待てよ」も自然な(?)迫力で惚れ惚れ。
 指を舐める姿の生々しさにも、惚れ惚れ。(しっかりしろ)


・その一方で、イトさんに噛まれた手のひらを
 ちまちまと気にする範頼さん。こんな時なのに、可愛い。


・「……鉈…?
 「てめぇ誰だ?…俺のなんだよ!!
 も、声ごと格好ごとライティングごと、グワッと来る!



・イトさんに告げられた衝撃の事実に、剣先を落として
 「何…?
 「…てめぇが…?
 っていう、範頼さんの愕然とした、グラグラの声色。


 『鉈切り丸』という名前の、耳鳴りの正体に
 「嘘だ!」と叫び。
 なおも語り続けるイトさんに向かって、震える手を伸ばそうとしてみたり。


 そして衝動のままにイトさんを斬った…かと思いきや、峰打ちに。
 「ここで殺したら始末に困るからな
 「あぁ…それはマズい!だから俺は殺らなかったんだ!
 と、峰打ちにした言い訳を落ち着きなく口にする範頼さん。


 ここの範頼さんは、公演を重ねるほどに
 受けた衝撃の大きさなどが露わになってきてるように思う…。



・「お前の死に場所はここに決めたぜ
 で、グリッと顔を巴さんに向ける姿に。
 その瞬間に入る音楽に。
 これまたゾクッとする…!響き渡る低音が好き。


・舌を噛み切られた巴さんが倒れるまで
 薄暗く立ち尽くす範頼さんの姿が、悪魔的というか…
 この世の者ならざる佇まいに見えて。たまらん。


・舌を持ってた手をイジイジしてたり、
 巴さんの腕を持ち上げた手を念入りにゴシゴシしてたり…
 やってることの割に、ちょっとした動きが小動物じみてて。
 可愛い…し、このバランスが範頼さんなのかな〜と思ったりもする。


・巴さんに最後語りかける言葉も、
 かなり雰囲気が変わってきたなぁと思う。
 すごく優しげに、言い聞かせるように、でも虚ろに響くような。
 きっと最後まで変わり続けるんだろうな〜。


          • -

・そんなこんなで。いよいよ範頼さんは征夷大将軍に!
 実に閑散とした空間での宴。
 政子さまは範頼さんに視線を送ってたり。
 モッティは舞う布にいちいち怯えてたり。
 肝心の範頼さんは、「あれ?寝てる?」って感じだったり。
 微妙な空気だ!


・でもシャクを慎重に胸元に仕舞いこんで、
 その後に両袖をキュッと引っ張って整える範頼さんは、最高に可愛い!
 てか、今回は衣装替えの多さに万歳!


範頼さん政子さまのヒリヒリするような攻防。
 「範頼さん!何か黒い要素が漏れてる漏れてる〜!」って
 言いたくなるような声色が、ちょいちょい入るのがたまらんです!


・つーか、ここまで来て範頼さんを疑わない人はいないよね。そりゃ。


・「景時、お前…」っていう声が、
 範頼さんにしてはかなりボンヤリしてるのが。
 どこか終わりが迫って来た気配を感じる…。



・苛立たしげに顎紐を解くのも。
 笑い声を上げて、「俺を、裏切ったな?」と言うのも。
 危機的な状況の中、相手を斬る瞬間にニヤリと笑うのも。
 両手に刀を携えての構えも。


 どんだけ悪々しくカッコ良いんだー!!


 表面上は順調そうだった先ほどまでよりも、輝いてるよ!



・そもそも、ここに来て髪をなびかせるとか!
 シャクで戦うとか!
 足元に刃物を隠してるとか!
 いちいち素敵な要素をありがとう!!


・そしてシュワッと崖下へ飛び降りる!
 その姿もキマってらっしゃる!


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・漁師な村木仁さん登場。
 いい人!凄くいい人!!
 この人は…この舞台においては殺されてしまったんだろーか…。
 おのれ景時…!


・最後の流れは…
 いつも息を呑んで見入るばかり。


・たった独りで
 鉈を手に大勢に立ち向かっていく後ろ姿に、
 なんて見事な生き様なんだろう…とすら、思ってしまうー。


・…とか言いつつ。
 最後の殺陣で、範頼さんに素敵な感じでがかかると
 「ナイス血飛沫!!」とか思ってたりもする。



・「歴史に残さない」と言われた時の表情と、
 「そんなことがあるかー!!」の叫びとか。


 「嫌だ。嫌だ
 っていう、単純でストレートな言葉とか。


 「お願いだから」「せめて
 と最後の力で空に伸ばした手とか。


 無様なほどに飾らない思いがぶつかってきて…
 もう…
 もう……
 うわあああぁぁぁん!!!


          • -

とりあえず、以上!!