isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『ブエノスアイレス午前零時』な日々。


自分が住んでるとこの推定投票率を見て、ドンヨリしました…。
まぁ私も、確か1回は選挙をスルーしてしまったことがあるので、
あまりブツクサ言える立場でもないんだけど…うぬー。



こんばんは。



引き続き、意識の大半が
ブエノスアイレス午前零時』の世界を漂う日々を送っています。


でも!
あと1週間後には、東京千秋楽!


ううう…は、早い…!
毎度のことながら、ほんと夢のような日々は瞬く間に過ぎるなぁ…。



えーと、そんなわけで。
舞台『ブエノスアイレス午前零時』を観劇しての感想を
そろそろチョコチョコ綴っていこうかな…ってことで、以下に載せます。


比較的(当社比)曖昧表現だとは思いますけど、
それでもアレコレ書いてしまっているので。
これから初観劇!…という方などは、くれぐれもお気をつけください〜。


























◯原作小説と、今回の舞台


これまでに、戯曲を元にした舞台や
小説を元にした舞台っていうのは、いくつか見てきたけれど。
今回のような形の「小説からの舞台」は、私は初めてでした〜。


原作の小説は、薄めの文庫本の…更に半分ほどの長さしかなくて。
舞台で半分以上の割合を占めてるブエノスアイレスの物語は、
原作には描かれていなくて。
それどころか、森田さんが演じる『サン・ニコラス』は、原作では
地名なのか名前なのか」っていう程度にチラリと登場しただけ。
(多分…読み落としてなければ…)


なので。最初に原作を読んだ時には、
「これって舞台にしたら、1時間にすらならないのでは??」なんて思ってましたー。
それがまさか、約3時間(休憩込み)もの舞台になるなんて!


そんなこんなで。
舞台オリジナルの要素が強めな、今回の舞台『ブエノスアイレス午前零時』。


あの短い小説から、ここまでのストーリーを
想像&妄想することができるのか…想像&妄想してもいいんだ…
というとこに、私はまず感激しました。
今回の舞台を見たことで、小説の楽しみ方を新しく教わったようで。
なんだかとてもウキウキしました!ウキウキしてます!


そして、色んな人が想像を膨らませた
色んな『ブエノスアイレス午前零時』を見てみたいな〜なんて感じたりもしました。
それぞれ全く違った物語になりそう!





◯2つの世界


「新潟と福島の県境」ブエノスアイレスの2つの世界が
交互に展開される…という今回の舞台。
その2つの世界の交じり合う様が、たまらんです。


ゆるやかに迫り来るように、だったり。
喧騒を伴うように、だったり。
日常の向こうからヒョッコリ顔を出すように、だったり。
その時々で違った入り口から現れる、ブエノスアイレス」の世界


でもその2の切り替えは、
セットや人物の衣装がはっきりと「どちら側」と
見た目で示してくれることもあって、すごく分かりやすいー。


…と思っていたら。


そのちょっとした油断や思い込みのようなものを
裏切ってくる瞬間が不意にやってきて。
「あ、あれ!?」とドキッとしたり…。


この2が同時進行してるかのように切り替わり、交じり合い、
やがて1つに収束していくような流れは、何度体験してもゾクゾクします〜。



そもそも。
私が日々妄想して過ごしてる人間のせいかもしれないけど…
あの「妄想の世界」のような「過去の世界」のような「もう1つの世界」が、
日常を侵食するようにやってくるっていうのが。
そこに引きこまれ連れていかれてしまうのが。
た ま ら ん のですよ。


しかも!
それが!
実際に目の前で起こって!
ほんとにその感触を味わえるという!


た ま ら ん で す 。
凄いな舞台って。
舞台って凄い。


あの、カーテンの向こうから「もう1つの世界」
ヒョッコリ顔を覗かせてやってくる瞬間とか!大好き!!
可愛いし!ドレス似合うし!





◯声


森田さん演じるカザマニコラス
劇中で、それぞれがそれぞれの変化を
言動や声色に見せているように感じますが…
カザマの、当初のちょっと甘ったれたような声色が、どうにも好きです。


特に…
やだよ…!
だからないって!豆腐屋は!
とか。
声を荒らげてるのに、ニコラスの切れたナイフ(ちょっと違う)みたいな響きとは違う声色
でも思えば自分が日常生活で言ったり聞いたりするのって、
こういう響きかも…っていうような声色


このボンヤリ不貞腐れ気味な声が
どんどん色を変えていくのが、これまたどうにも好きです!



でもって。
森田さん演じるカザマニコラスを始めとして、大好きなセリフがいっぱいで。


カザマとマリア。
ニコラスとミツコ。
カザマと竹村さん。ニコラスとマルコーニ。
カザマとキクオ。ニコラスとフアン。


…それぞれのやりとりが、それぞれの声だけ聞いてても最高に素敵。
いや、もちろん姿も見てますけど。ものっすごく見てますけど!
公演ごとにセリフのニュアンスに変化が感じられたりもして、常にドキドキしてます。


そして声といえば…
回を重ねるごとにどんどんイヤラシさを増してるように思える、
サルビア会会長も気になります。素敵です。