isono55’s diary

大好きな森田さんとV6のこと。日常のアレコレ。

『鉈切り丸』Blu-rayの話でも。


大河ドラマ『花燃ゆ』の第2回をなんとなく見ましたー。
(第1回は見てない、という体たらく…)


オープニングに慄きました…
花が充満しまくってて、いっそ毒々しさを感じるほど…!
合唱団のコーラスが入ってくる系のオープニング曲は好きです。
あのテンションの高さも好きです。
…結構好きなのかもしれない。ふふ。


話は早くも置いていかれそうでしたけど(歴史オンチ)
どうかな〜見続けられるかな〜。



こんばんは。



時代劇といえば、『鉈切り丸』

舞台『ブエノスアイレス午前零時』初日に先行販売されてたBlu-rayを買い込み、
我慢できずにその週末に見ました!
その後もちょいちょい見てます!


なんというか…
発売されて良かったなぁ…。
映像でまたあの舞台を違った角度から味わえる幸せを、噛みしめております!


そんなわけで、
下に『鉈切り丸』Blu-rayを見ての感想を。ちょろっと。


















◯開封&再生


まずパカリと開けて早々に…
ピクチャーレーベルに、
ディスクを再生してメニュー画面に、
泣 く 。


そして本編に入って早々に…
範頼さんの第一声に、
自分の身の上を語る虚ろな瞳に、
生首片手に鳶が飛ぶ空を見上げて笑う表情に、
泣 く 。


範頼さーーーん!!!


ピクチャーレーベルからメニュー画面から開幕直後から
早くも漂うこの物悲しさはなんなんでしょうか…ううう。
極悪非道なはずの鉈切り丸を包み込む
この「憐れ」を感じてしまう空気はなんなんでしょうか…うううううう。




◯舞台と映像の違い


劇場で見えたものが見れないという部分がある一方で、
劇場では見えなかったものがいっぱい見れるように思いますー。


空間の広さと、そこに立つ等身大の登場人物っていうサイズ感とか。
ライティングのスケールの大きさと、客席にまで突き刺さる迫力とか。
空気を震わせるような音響とか…
そういった劇場でしか味わえないような要素を補うように、
カメラ切り替えや映像加工などが凝ってて。


た ま ら ん で す 。


これはもしや鳶視点なのかな?と思うような
上空からフワフワと範頼さんを見下ろしてるようなカメラが度々あるのには、
なんだかグッときてしまいました…ううう鳶ー。




◯ありがとう高画質


範頼さんのウルッと輝く
範頼さんの頬をつたう
範頼さんに降り注ぐ霧雨や血飛沫
範頼さんの手のひらの血色
…などなどなど。


も の す ご く 鮮 明 に見える。


ありがとう!ありがとうBlu-ray!!
いや、DVDでも見えるとは思うけど!Blu-rayはやっぱり有り難い!




◯改めて見た範頼さん


範頼さんの乱暴・残酷・極悪非道なだけじゃない、
あの「下衆」な感じって独特だなぁ…と思う。


その一方で…
たまに見せる子どものような表情に、
ほんとにポッカリ開いてる穴を感じさせる空虚な目に、
生まれや境遇に負けてたまるかと叫ぶ姿に、
負 け る な 。
…って泣きたいような気持ちにさせられるっていうのも
範頼さん独自の持ち味に思います。


守りたい、あの企む笑顔。(スローガン)


つか私には、邪気が極まってか
むしろ無邪気にも思える瞬間があるよ…範頼さん…。




◯改めて見えた色んな表情


パッと見どころをアップで抜いてくれるっていう映像の利点のおかげで、
この瞬間、この人はこんなふうに表情を変えたのか〜と
気付けたところもいっぱいありました。
義経の首を見た瞬間の生瀬さん若村さんなんて、
双眼鏡でバッチリ見た覚えもあったのに改めて見入ってしまったー。


あと、ラストの渡辺いっけいさんの表情と声がちょっと不意打ちで、
目がいっそうダバダバしてしまった…。
(あれだけ何回も見てたのに不意打ち)




『鉈切り丸』は公演期間中も公演後も
すっごくアレコレ考えて、すっごく楽しかった舞台だけど。
こうして映像で見ると、またアレコレ考えてしまうな〜。
そういう意味でも、映像に残ってくれたのは本当に嬉しい!


にしても。
これを毎日、日によっては1日2公演やってたんだよなぁ…。
出演者さん演奏者さんはもちろんスタッフさんも、
ステージに生きる人たちの体力・精神力ってどうなってんだろう…。
すんごく細かく入る音やライティングに、いっそ恐ろしく感じてしまうほどっすよ…。