東京大阪ブエノスアイレス。
『ザ・プロファイラー』。
手元の台本だか資料だかを熱心に見つめてる
丸まったオーケンの背中に、何度もたまらん気持ちになりました…。
なんというか…愛おしい…!
贅沢を言うなら、岡田くんにもホームズ衣装着てほしかったなぁ…。
こんばんは。
先日、『演劇ぶっく』を買いましたー。
『ブエノスアイレス午前零時』のレポートが載ってるんですけど…
舞台写真がね。
また他の舞台雑誌とは違った方向性で、
「あぁ!このシーン!」っていう写真の数々で、
すっごく素敵!!
特に…真っ暗な空間を背負って
ポツンと踊ってるカザマさんの写真が、好きです。
こういう写真が欲しかったんだー!と見た時に感激しました。はい。
そんなこんなで、年を越しても
ポワポワと思い起こす『ブエノスアイレス午前零時』。
東京公演 : 新国立劇場中劇場
大阪公演 : シアターBRAVA!
会場変われば色々変わる。
…ってことで、東京公演と大阪公演を見て
ここが変わったかな?(物理的に)と感じたところを、
せっかくなので以下に綴っておこうかとー。
記憶も視力も相当怪しいので…
私にはこう見えた、くらいに思ってくださいまし。
◯開幕早々。
大阪公演…
な ん か 井 戸 が あ る 。
いや、井戸…っていうか、小さい石垣的なモノ?
最初の、カザマさんが温泉タマゴを作ってる風景。
東京公演では床に穴が開いてて、そこから紐を手繰りよせて
カザマさんが温泉タマゴを引っ張り上げてたわけですが。
大阪公演では、その作業を小さな石垣セットのとこでゴソゴソやってましたー。
床に穴が開かなかったのかな?
雪がうっすら積もってる石垣で、なんだか可愛らしかった〜ふふ。
◯奥行き問題。
東京公演を最初に見た時。
ステージの奥行き、広っ!!!
…と驚愕したもんです。
始めの、野外風景から「みのやホテル」へとシーンが移るところで、
真っ暗な空間の奥の方から、ジワリジワリとホテルのセットが迫ってきたり。
そして最後のあたりで、マリアを抱えたカザマが
セットごと背後の暗闇へと後退していったり。
奥行きの広さというか深さを、存分に活用してる風だった東京公演。
なので、
シアターBRAVA!って、こんなに奥行きあったかな??
…とは東京公演を見ながら思ってました。
まぁ…おそらく、そんな奥行きはないですよね。
ということで、大阪公演。
始めの野外シーンでは、黒い幕?緞帳?的なモノでホテルのセットが隠されてて、
その黒幕が上がると「みのやホテル」の風景っていう流れになってました。
(そしてちょっとセットが前に出てくる)
でもって最後あたりの方は、マリアを抱えたカザマの顔に
スポットライトが絞られる感じ(どう言えばいいのか)で…暗転!でした。
真っ暗闇になってもカザマさんの表情が残像で見えるようで、
これはこれで素敵!!と、私は思いました〜。
◯雪かき問題。
これは、奥行き問題の余波かなぁと思うのですが…
最初の野外シーンでチラホラ降ってる雪。
東京公演では、「みのやホテル」のセットは
その時は遥か後方に存在してるので、影響なし。
でも大阪公演では、黒幕に隠れて
すぐ背後に「みのやホテル」がスタンバイしてるせいなのか…
ホテルのロビーにもチラホラと雪が。
そんな雪を掃除するのは、
もちろん温泉タマゴとモップしかないと評判の我らがカザマさん。
東京公演でも、ちゃんと隅からモップ掃除してたカザマさんですが、
大阪公演では、雪(的なモノ)をセット外へとせっせと掃き出していました…。
◯ライト具合。
そりゃもちろん会場ごとに違うよね、と感じたのがライト具合。
会場ごとに違うのか、もしくは変更したのかは分からないですけど、
「あれ?こんな感じだったっけ?」と思ったとこは何箇所かあったような〜。
ラストにカザマさんが1人で踊るところも…
東京公演の「真っ暗闇にスポットライト」な感じよりも、
大阪公演では横方向に広めに照らされてたような気がしました。
そのせいか、カザマさんのダンスに合わせて足元で舞う雪がはっきり見えて。
美しかったなぁ…。
でも「暗闇にスポットライト」で踊るカザマさんも美しかったなぁ…。
どっちも素敵だったなぁ…。(結局)